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特別永住者の帰化申請について詳しく解説|必要書類・手続き・注意点とは?

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特別永住者の帰化申請について詳しく解説|必要書類・手続き・注意点とは?

特別永住者の帰化申請について詳しく解説|必要書類・手続き・注意点とは?

2025/03/06

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今回は、特別永住者の帰化申請について詳しく解説します。

 

特別永住者とは、戦前から日本に在住していた朝鮮半島や台湾出身の方とその子孫が対象となる在留資格です。特別永住者は永住者と異なり、在留資格の取得が不要で、特例的に日本に住み続けることができます。しかし、日本国籍を取得するためには帰化申請を行う必要があります。

この記事では、永住者との違い、帰化申請の要件、必要書類、手続きの流れ、特別永住者が注意すべきポイントについて詳しく解説します。朝鮮籍の方の戸籍取得方法についても触れますので、帰化を検討している方はぜひ最後までご覧ください。

 

特別永住者と永住者の違い|帰化申請前に知っておくべきポイント

 

帰化申請を考える前に、特別永住者と一般の永住者の違いを理解しておきましょう。

1. 永住許可が不要

一般の永住者は、原則として10年以上の継続した在留歴が必要ですが、特別永住者はすでに永住権を持っているため、永住許可を取得する必要がありません。

2. 在留資格の更新手続きが異なる

一般の永住者は在留カードの更新が必要ですが、特別永住者は「特別永住者証明書」の更新のみで済みます。

3. 退去強制の基準が異なる

一般の永住者は一定の犯罪を犯すと退去強制の対象になりますが、特別永住者は退去強制の基準が緩和されています

これらの違いを踏まえると、特別永住者は在留において優遇されていますが、あくまで「外国籍」であるため、日本国籍を取得したい場合は帰化申請が必要です。

 

特別永住者の帰化申請|要件と必要書類を詳しく解説

 

特別永住者の帰化申請要件

特別永住者の帰化申請は、一般の外国人と比べて一部の要件が緩和されています。

  1. 1、住居要件が不要
    一般の外国人は5年以上継続して日本に居住している必要がありますが、特別永住者にはこの要件がありません。
  2. 2、生計要件が緩やか
    安定した収入が求められる一般の帰化申請と異なり、専業主婦や学生でも帰化申請が可能です。ただし、税金の滞納があると不許可になるため、納税状況を確認しておきましょう。
  3. 3、素行要件は厳格
    納税状況、交通違反の履歴、犯罪歴は厳しく審査されます。特に、税金の未納や頻繁な交通違反は帰化申請の不許可につながるため注意が必要です。
  4.  

帰化申請に必要な書類

 

帰化申請では、多くの書類を準備する必要があります。

本人に関する書類

  • 住民票
  • 特別永住者証明書のコピー
  • 国籍を証明する書類(外国のパスポート、出生証明書など)

収入・納税に関する書類

  • 課税証明書
  • 納税証明書
  • 勤務先の在職証明書(就労している場合)

家族関係を証明する書類

  • 外国の戸籍謄本、婚姻証明書、家族関係証明書
  • 日本語翻訳文(外国語の書類には日本語訳が必要)
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朝鮮籍の方の戸籍の取得方法

 

朝鮮籍の方は戸籍の取得が困難な場合があるため、早めの準備が必要です。

  • 韓国籍の場合は、韓国の戸籍制度に基づき「基本証明書」「家族関係証明書」を取得します。
  • 朝鮮籍の場合は、日本の役所にある旧外国人登録原票や戦前の戸籍を確認し、家族関係を証明する資料を集めます。

 

帰化申請の流れ|スムーズに進めるためのポイント

 

  1. 1、法務局での事前相談
    帰化申請は、まず法務局で事前相談を行い、必要書類の確認をします。
  2. 2、必要書類の準備
    申請に必要な書類を揃え、日本語訳が必要な場合は翻訳も行います。
  3. 3、帰化申請の提出
    書類を提出し、申請が正式に受理されます。
  4. 4、面接
    法務局での面接では、日本語能力、生活状況、納税状況が確認されます。
  5. 5、帰化許可の審査
    法務大臣の審査を経て、申請から1年〜1年半程度で結果が通知されます。

 

特別永住者の帰化申請で注意すべきポイント

  1. 1、納税状況の確認
    税金の未納があると不許可の可能性が高いため、事前に納税証明書を取得し、未納があれば支払いを済ませておきましょう。
  2. 2、交通違反や犯罪歴の確認
    軽微な違反は問題にならないことが多いですが、重大な違反がある場合は帰化申請が難しくなるため、事前に確認が必要です。
  3. 3、在留カード・特別永住者証明書の更新を忘れない
    在留資格の更新を怠ると、帰化申請に影響を与える可能性があります。

 

まとめ|帰化申請をお考えの方は専門家に相談を

 

特別永住者の帰化申請は、一般の永住者と比べて要件が緩和されているものの、手続きは複雑で、多くの書類を準備する必要があります。
特に、朝鮮籍の方の戸籍関係の書類取得には時間がかかるため、早めの準備が重要です。

 

愛知県名古屋市にあるプランナー行政書士事務所では、帰化申請のサポートを行っています。必要書類の準備から申請手続き、面接対策まで、専門家が丁寧にサポートします。帰化申請をお考えの方は、ぜひご相談ください。

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名古屋で日本国籍に帰化申請

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